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令和7年度(2026年)動物取扱責任者研究

今回の動物取扱責任者研修の内容についても、皆様にご紹介したいと思います。


まず最初に取り上げられたのが「狂犬病」です。


日本では数十年にわたり発生は確認されていませんが、隣国では現在も流行が続いている状況です。


また、日本における狂犬病ワクチンの接種率は、全国平均でようやく70%前後に達しているのが現状であり、決して十分とは言えません。定期的なワクチン接種の重要性が改めて強調されました。


咬傷を受ける前に、人および犬があらかじめワクチン接種を行い免疫をつけておくこと、また万が一咬傷を受けた場合でも、速やかにワクチン接種を行うことで狂犬病による脳炎の発症を予防することが可能とされています。


次に、「重症熱性血小板減少症候群(SFTSウイルス)」についてです。


比較的最近確認された新しいウイルスで、人・犬・猫はいずれも感受性が高いとされています。


マダニによって媒介され、このマダニは普段、葉の裏などに潜み、通りかかった動物の体に付着してウイルスを感染させます。発症すると高濃度のウイルス血症を引き起こし、血液中にウイルスを保有する状態となります。



現在、有効な治療法やワクチンはなく、治療は主に輸液、抗菌薬投与、制吐剤の投与などの対症療法が中心となります。予後は決して良好とは言えません。


完全室内飼育の猫の場合、基本的に感染リスクはありませんが、実際には、室内飼育の猫がドアの隙間から脱走し、帰宅後に感染が確認された事例も報告されています。



近年、動物取扱責任者研修では人獣共通感染症に関する知識が特に重視されています。


皆様もぜひ、ワクチン接種を確実に行い、日頃から感染症予防を心がけていただければと思います。


#令和7年度動物取扱責任者 ##ワクチン接種








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